「ミルクは人肌の温度だよ」と言われて、冷ましてみたけど、「冷たすぎだよ。」「これは熱すぎ」と言われたことはないでしょうか？その微妙な温度加減を掴むのは意外と難しいですよね。特に初めての育児だと、この感覚をつかむのに苦労することもあります。
この記事では、その悩みを解決するための方法と、私のオススメのツールをご紹介します。
人肌の温度とは？
まず、知っておきたいのは「人肌の温度」がどれくらいかということです。一般的に、人肌の温度は約36℃〜37℃とされています。この温度は、手首の内側や腕の内側で触ったときに、ほとんど温度を感じないくらいの温かさです。
温度を測る方法
一番簡単な方法は、ミルクを作ったら手首の内側に数滴垂らしてみることです。温度を感じないか、ほんのり温かい程度であれば、それが理想の温度です。しかし、これは慣れが必要で、初めてのうちは「ちょうどいい」と感じる温度を見つけるのが難しいかもしれません。
慣れないうちは、正確に温度を測るためのツールを使うのも一つの手です。私がオススメするのは、非接触体温計です。非接触体温計は、触れることなく瞬時に温度を測定できるため、赤ちゃんのミルクの温度を測るのに非常に便利です。
- 触れなくていい：衛生的であり、ミルクを汚さずに温度を確認できます。
- 一瞬で計測できる：忙しい時や赤ちゃんが泣いている時でも、すぐに温度をチェックできるので、ストレスが少なく済みます。
温度計を使っていくうちに、徐々に感覚が養われてきます。普段から湯船の温度や温かい飲み物の温度を意識してみると、自然と適温を感じ取れるようになるでしょう。毎回温度計を使う必要がなくなり、手首でのチェックが正確にできるようになります。
哺乳瓶の材質を確認する
哺乳瓶の材質によっても、ミルクの冷め方に違いがあるため、材質を理解しておくと良いです。
- ガラス製：ガラス製の哺乳瓶は、熱伝導率が高いため、ミルクが冷めやすいという特徴があります。温めた後に冷ます際は早く適温に到達しますが、逆に時間が経つと冷たくなりやすいので注意が必要です。
- プラスチック製：プラスチック製の哺乳瓶は、ガラス製に比べて熱が伝わりにくく、ミルクが冷めにくいという特徴があります。そのため、ミルクの温度が長持ちしやすいですが、冷ます際は時間がかかることがあります。
ミルクを温める際のポイント
ミルクを温めるときは、以下のポイントに注意しましょう。
- 均等に温める：電子レンジで温める場合、容器の中で温度が均一にならないことがあります。よく振ってから温度をチェックしてください。
- 冷ます時も時間に注意：冷ます時間が長すぎると、適温を通り越して冷たくなりすぎることがあります。頻繁にチェックしながら冷ますのがポイントです。
まとめ
ミルクの人肌温度を正確に測るのは最初は難しいかもしれませんが、手首の内側でチェックしたり、非接触体温計を使うことで、安心して適温のミルクを作れるようになります。特に非接触体温計は、触れずに一瞬で計測できる便利なツールとしてオススメです。また、哺乳瓶の材質によってミルクの冷め方が異なるため、ガラス製とプラスチック製の特徴を理解しておくと、より適切に温度調整ができます。子育ては試行錯誤の連続ですが、これもその一つのステップです。焦らず、少しずつ感覚を身につけていきましょう。
